香りが豊かにしてくれる時間

好きな香りを嗅ぐ効果と気持ち落ち着くティータイム

私たちの体にとって五感による情報はとても重要です。特に匂いは私たちの脳に、より深く長く情報として刻んでくれます。そんな脳に直接作用する香りの効果とはどのようなものなのでしょうか。

香りが豊かにしてくれる時間

香りによる情報は、私たちの記憶を強く刺激してくれます。昔嗅いだことのある香り、好きな人がつけていた香水など、長く嗅いでいなかった香りでさえ、ふと匂いを感じると記憶が蘇ることが多くあります。昔から、北欧などでは香りを生活の一部に取り入れ、気持ちを落ち着けたり、感情を整える時に利用してきました。香りの成分は、鼻、肺、肌などから私たちの体に変化を与えます。いい香りと感じるものや、リラックスできる香りは、私たちの生活をより豊かに、おしゃれに演出してくれるはずです。

好きな香りを持つこと

自分が楽しいと感じているときに嗅いだ香りは、次に嗅いだときもリラックス効果を与えてくれます。それはそのときの記憶が蘇り、体をリセットしてくれるからです。ぜひ、良い香りのものを楽しい時に嗅いでみてください。その匂いが、脳に刻まれ、香りがその良い体験を思い出すトリガーになってくれるはずです。それが好きな香りになり、きっとその好きな香りは、あなたの辛い時間を癒す良い手段になってくれます。そんな好きな香りを普段から集めてみてください。

ハーブティーと香り

ハーブティーも匂いを嗅ぎながら飲むと、より一層楽しむことができます。ハーブはドライの状態で嗅ぐときと、お湯を入れてハーブティーとして飲むときとで、香りが変化することがあります。その香りの変化は面白く、暖かくして飲めば香りがすっと体に広がり、体に癒しを届けてくれます。特に寒い冬は、気持ちが落ち込んだり、感傷的になることもおおいはずです。そんな時は、暖かいハーブティーを入れ、好きな香りを存分に堪能してみてください。

ラベンダーキンモクセイ、ローズなどは香りを感じやすいハーブなのでぜひそんなハーブを暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょう。

好きな香りが癒しの時間を運んでくれますように

薬剤師が作るハーブティー専門店 Jasper Green