バラのハーブティーというとどのようなものを想像しますか?多くの方は、バラの花びらを使ったハーブティーを連想する方が多いのではないでしょうか。実は、バラのハーブティーの中には、花びらを使ったものだけではなく、蕾をつかったものもあり、それぞれ別の楽しみ方があるんです。
ローズバッズとは
花びらをローズペタル(Rose Petal) と言うのに対して、蕾のことをローズバッズ(Rose Buds)と呼びます。ハーブティーにする時も、このローズペタルとローズバッズを使うのでは香りも味も異なります。使うバラによっても、色や香りが異なる為、その時の気分や体調で使うものを選ぶのも楽しみの一つとなります。
ローズレッド
バラのハーブティーには様々な種類があります。一般的に流通している中でローズレッドと呼ばれるものは伝統的なガリカローズ種と呼ばれる品種を使う事が多く、ローズペタルとしてよく利用されます。香りはほんのりエスニックながらもバラの香りが溢れ、柔らかく甘い味わいがあります。長く抽出することでほんのりと渋みも感じる事ができます。色は赤くバラの花らしい高貴さと気品を感じられるハーブティー です。
ローズピンク
バラの中でも最も香りの強いと言われるダマスクローズを使ったものをローズピンクと呼ぶ事が多いです。甘く優しい香りは、その香りを嗅ぐだけで、幸せな時間を過ごす事ができ、気持ちをリラックスする事ができます。ローズピンクは一度そのままシングルハーブティーで香りを楽しんで見るのがおすすめです。ほんのりとした甘さと、上品な香りが癒しの時間を運んでくれると思います。ただし、ローズレッドに比べ高価なので、用途によって使い分けるのもいいと思います。
ローズを使ったハーブティーブレンド
ローズにはそれぞれにあったブレンドをするのがおすすめです。バランスの良いローズレッドであればスパイシーなハーブとの相性がいいですし、高貴な香りのするローズピンクは繊細なハーブティーや紅茶とのブレンドもおすすめです。ローズバッズにも種類があり、ローズペタルよりも香りが凝縮されていることが多いので、それぞれの特徴をシングルの状態で試してから合うものを選ぶのもおすすめの使い方になります。贅沢に全てのバラのハーブティーを組み合わせてローズティーを作っても贅沢なバラの時間を楽しむ事ができますよ。もし、味に深みがないと感じる時はハニーブッシュなどを加えたみるのもおすすめです。