メドウスイートの特徴と美味しい飲み方
Queen of the meadow(草原の女王)と呼ばれるハーブがあるのをご存知でしょうか。草原の中に咲く淡いクリーム色の花からは甘い香りが漂い、私たちを楽しませてくれます。
メドウスイートと呼ばれるハーブ
クイーンオブザメドウは、その甘い香りからメドウスイートとも呼ばれる、特徴的な香りを発する植物です。バラ科のの多年草で、日本では西洋ナツユキソウと呼ばれることもあります。湿気のある草原や沼地で美しい白い花を咲かせる事から草原の女王と呼ばれるようになりました。
その香りは、アーモンドや甘い花の香りと形容されるような特別な香りで、ハーブティーとしてはもちろんですが、葉をスープに使ったり、花をお菓子やお酒の香りづけにしたりと昔から様々な場面で使用されてきました。
西洋ではその特別な香りから寝室に敷き詰めてリラックスする時間を演出したとも言われています。
クイーンオブザメドウの効能
有効成分はサリチル酸、フラボノイド、クエン酸にタンニンです。サリチル酸は解熱鎮痛薬のアスピリンの原料にもなった物質として知られる事から、風邪の引き始めや頭痛の時に使われてきました。抗菌や利尿作用などもあると言われ、むくみの時にも使われています。
甘い香りがするので、単独でも美味しく感じると思いますが、香りを受け付けない人はブレンドがおすすめです。
クイーンオブザメドウブレンド
ブレンドする時は、クイーンオブザメドウの甘い香りをうまく使う必要があります。意外なところで、ハイビスカスやローズなどと混ぜても甘く爽やかなハーブティーを作る事ができますよ。なんとなく体調が優れない時に、エルダーフラワーやシナモン、ローズマリーなどを加えて飲むのもおすすめです。
草原の女王の甘い香りが気持ちを落ち着けてくれますように
いつものハーブティーに一種類のハーブをブレンドする事でとても面白い味の変化があります。
そんな美味しいハーブの時間が届くといいなと思います。