守りのハーブ、クローブ

力強い香りが特徴的なハーブ、クローブとは

ハーブの中には変わった形のものがいくつかあります。クローブもその中の一つで、蕾が釘の形に似ている事からフランス語の「Clou(クルウ)」に由来してこの名前がつきました。日本でも丁子と呼ばれ、その形に当てられた漢字が使われています。

守りのハーブ、クローブ

クローブは、インドネシアのモルッカ諸島が原産で、熱帯地域で栽培されているフトモモ科のハーブです。開花する前の蕾には、スパイシーな香りがあり、ハーブティーのみでなくスパイスや精油などたくさんの用途で使われています。

伝統的には、健胃薬として使われてきました。精油としても有名で、オイゲノールという成分が含まれているため、殺菌力が強い植物として知られています。歯医者さんでは、局所麻酔や歯の痛みに使われるので、クローブの香りを嗅ぐと、歯医者さんを思い出す方がいると思います。

そんなクローブは、昔から守りのハーブとして知られています。きっと、クローブの香りを長く嗅いでいると、その香りの虜になってくるはずです。

クローブティーの飲み方

クローブは、力強い香りが特徴的ですが、その香りはうまく利用するととても美味しく感じられます。食事の後に飲んでいただいても、スッキと感じることができますし、カレーやチャイなどにも欠かせないスパイスです。そんなクローブは、少し潰してお湯を注ぐのがオススメです。香りが強すぎて気になるかたは、オレンジピールやシナモンとブレンドしてみてはいかがでしょうか。ハチミツを垂らすと、甘みがまして飲みやすくなりますよ。

抗菌力の強いクローブがお守りになりますように

ハーブティー専門店 Jasper Green

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