カキドオシの香りとその効果
カキドオシという植物をご存知でしょうか。シソ科の多年草で、ほんのりと爽やかな香りがすることから、昔は多くの人が知っている植物でした。
カキドオシとは
カキドオシは日本各地に自生している植物で、最初直立して茎をのばしますが、開花後は地面を這い伸びていきます。その様子が、垣根を通すほどだということから。「カキドオシ」という名前になったと言われています。また、その葉が銭に似ており、茎に連なって生えていることにちなんで「連銭草」とも呼ばれています。
カキドオシの効能
カキドオシは昔から民間薬として使用されてきました。特に昔は小児の異常な興奮を表す疳(カン)の虫を抑えるものとしてこのカキドオシが利用されていました。生薬の連浅草としては、糖尿病、消炎、膀胱結石になどに効果があるとされています。
カキドオシの味わい
カキドオシは、日本の薬用植物の中では味わいがよく爽やかな植物として知られています。ミントや薄荷ほどの強い香りはありませんがその優しく爽やかな香りが好きという方は多いかと思います。リラックスタイムにもおすすめなので、疲れてゆったりしたい時はこのカキドオシを飲んでみてはいかがでしょうか。