ヘザーフラワー(エリカ)の効能と優しい香りのハーブティー
ヘザーフラワーの花を見たことはありますか?日本ではエリカなどとも呼ばれ、とても可愛い小さなピンクの花を咲かせます。ヘザーの花はたくさん集まると光の加減によって宝石のように見え、私たちの心を癒してくれます。そんな可愛らしいヘザーフラワーとは一体どのようなハーブなのでしょうか。
ヘザーフラワーとは
ヘザーフラワーは、常緑の低木で多くの鈴のような花を咲かせることで知られています。ツツジ科に分類され、イギリスやアイルランドでは、ヒース(heath)とも呼ばれています。これは、ヒース(heath)が荒地を意味する言葉で、そのような土地に群生する植物もこの名前で呼ばれるようになったためと言われています。
現在ヒースという名前は、ツツジ科のエリカ属とカルーナ属(ギョリュウモドキ)の総称として使われ、ハーブでもヒースと呼ばれることが多くなっています。また、ヘザーフラワーはこれらの総称でありことから、ハーブでもヘザーフラワーと呼ばれる事があります。
ヘザーフラワーは昔から幸運を運ぶハーブとしても知られ、生活の一部にも様々な分野で利用されてきました。ヘザーフラワーはハーブとしても、花としてもかわいらしい見た目なので、もし今まで試した事がない方はぜひ一度お試しください。
ヘザーフラワーの効能
ヘザーフラワーにはアルブチンが含まれることから、メラニンの生成を抑える美白のハーブとして知られています。また、ミネラルやフラボノイドなどを多く含むため、抗菌作用や、利尿を目的に泌尿器系に使用されることもあります。ヨーロッパでは、泌尿器系のハーブとして、膀胱炎や痛風、リウマチなどの痛みを取る際にも使われてきました。
また、美肌のためにヒースを水に浸けて、化粧水としても使うことができます。
そんなヒースのハーブティーは、美を守る女性に嬉しいハーブです。
ヘザーフラワーハーブティー
ヘザーフラワー(ヒース)のハーブティーは、梅のような甘い香りが特徴的ですが、味はとても優しく朝のモーニングティータイムにはぴったりのハーブです。
ヘザーフラワー(ヒース)は味が優しいので味わいを強くしたい時はブレンドがおすすめです、ジャーマンカモミールやルイボスなどと合わせるのもいいですし、ハイビスカスやローズとの相性も抜群です。どんなハーブと混ぜても味を変えることはないので、初心者にも安心のハーブになっています。ローズマリーなどと混ぜて、ガラスのポットに注げば可愛さも演出できると思います。