太陽のような小さな花、カレンデュラ

カレンデュラというハーブをご存知ですか?カレンデュラはとても綺麗な花を咲かせるメディカルハーブで、古くから炎症や火傷など肌のトラブルに使われてきました。では、そんなカレンデュラとはどんな植物なのでしょうか。

カレンデュラとは

カレンデュラは春から秋にかけて花を咲かせるキク科の植物です。マリーゴールドとも呼ばれる為、フレンチマリーゴールド(Tagetes patula)と混同しがちですが、別の植物なのでメディカルハーブとして利用する場合はカレンデュラ(Calendula offcinalis)が用いられます。カレンデュラは地中海地方が原産と言われ、その語源は月の初めの日を表すCalendaeからきているとされています。植物としては、寒さに強く、春から夏にかけて黄色やオレンジ色の花を咲かせます。

肌に優しいカレンデュラというハーブの魅力

カレンデュラは、フラボノイド類を含み、損傷した皮膚や粘膜を修復する作用があると言われています。そのため昔から火傷や傷などの修復の際に利用されてきました。さらに、抗菌・抗真菌・抗ウイルス作用などを持っていることも知られています。さらに、カレンデュラをアルコールにつけたチンキや、オイルで抽出したカレンデュラオイルは現在も美容など様々な分野で利用されています。

可憐な小さい花が見せるおしゃれなハーブティー

カレンデュラは、もともと地中海地方に自生していた植物です。

ハーブティーとしても、花のほのかな香りと優しい味が特徴的で、シングルハーブとしてもカレンデュラの味わいを楽しむ事ができます。香りは少し特徴的ですが、花をお湯にいれると花が広がるのでその様子も楽しむ事ができます。

カレンデュラの美味しい飲み方

カレンデュラは優しい香りが特徴的ですが、それだけでは物足りなく感じる方もいるかもしれません。ぜひ多めの花びらを取り、味を感じてみてください。また、エルダーフラワーやハイビスカス、ルイボスやハニーブッシュとブレンドすると、香りと味がうまくまとまり美味しく飲めると思います。

カレンデュラの魅力が多くの方に伝わりますように

ハーブの持つ自然の力が素敵な時間を運ぶのを願っています。

Jasper Green

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