梅雨から夏の始まりにかけて何となく体が重かったり、不調が続くという事はありませんか?夏の始まりは、暑さや気圧の変化でホルモンバランスが崩れやすく、体調が変化しやすくなります。そんな時は胃腸に配慮した生活を心がけるのがおすすめです。
梅雨から夏にかけての不調
梅雨の終わりから夏にかけては、気候の変動とともに私たちの体にも大きな変化が現れます。暦の上では、5月から8月くらいの時期で夏と言われる事が多いですが、気象庁では6月から8月を夏と定義しています。この夏の始まる6月の終わりから7月にかけて、気候や気温は大きく変化します。その中で、私たちの体の中の自律神経と呼ばれる神経も大きく影響を受けます。特に気温差が大きくなると、自律神経の『交感神経』と呼ばれる神経が優位になり、緊張状態が続くようになります。そんな時に、暴飲暴食をしたり、胃腸に負担をかける生活が続くと体がだるくなったり、寝ても疲れが取れないという症状に悩まされることになります。
梅雨の不調から逃れる方法
自律神経は自分の力で動かす事はできませんが、うまく環境の変化に慣れるように生活を改善したり、緊張をといて副交感神経を優位にする事で神経のバランスを調整する事ができます。ストレスや、体に負担のかかる生活を続けている人は、この交感神経のバランスがより崩れて、免疫力なども落ちやすいので、なるべくリラックスできる時間を増やす必要があります。さらに、エアコンなどの効いた部屋ばかりにいると夏に対応できず、ふとした瞬間に自律神経の乱れから夏バテなどになりやすくなってしまいます。そうならないよう、夏の始まりには夏の暑さに慣れる生活を心がけてみてください。
夏の始まりのハーブティー
夏の始まりは、交感神経が優位になり胃腸に負担がかかりやすくなります。そんな時に胃腸に負担のかかる生活をすると体がうまく回らず、体のだるさなどの不調が現れやすくなります。そんな時は、副交感神経が優位になるように、リラックスできるハーブティーだったり、香りの良いハーブティーがおすすめです。特にレモンバーベナやペパーミントはおすすめですし、カルダモンやスターアニスなどを加えたハーブティーも崩れた胃腸を元に戻す手助けをしてくれると思います。