初夏になると体が重いのはなぜ?むくみ・だるさ・眠りの浅さに寄り添う、昔の養生とハーブの知恵
「最近なんとなく身体が重い」「むくみやすい」「しっかり寝たはずなのに疲れが抜けない」、そんな感覚を覚える人が増えるのが、初夏から梅雨にかけての季節です。実は昔から、この時期は“なんとなく不調”が増えやすい季節と言われてきました。
現代では「気圧」や「湿度」の影響も注目されていますが、東洋医学でも古くから、初夏は身体の巡りが乱れやすい時期だと考えられていました。今回は、そんな初夏の不調と、昔の人が暮らしの中で取り入れていた植物や香りの知恵についてお話します。
初夏に増えやすい「なんとなく不調」とは?
初夏になると、次のような症状を感じる人が増えます。
• 身体が重い
• むくみやすい
• 頭がぼーっとする
• 胃腸が疲れる
• 食欲が落ちる
• 眠りが浅い
• 気持ちがどんよりする
病気ではないけれど、なんとなく調子が悪い。そんな状態です。特に日本の初夏は、湿度が高くなり始める季節です。汗による体温調節もうまくいかず、身体に余分な水分が溜まりやすくなることで、重だるさやむくみを感じやすくなります。
東洋医学では「湿」が身体に影響すると考えられていた
東洋医学では、初夏から梅雨にかけての不調は「湿(しつ)」の影響と考えられてきました。“湿”とは、簡単に言えば「余分な水分や湿気」のこと。この湿の影響を受けると、
• 身体が重い
• むくみやすい
• 胃腸が弱る
• 気分が沈む
• 眠気が強くなる
といった状態になりやすいと言われています。昔の人は、それを「怠け」ではなく、“季節による身体の変化”として捉えていました。これは現代にも通じる、とても興味深い考え方です。
昔の人は香りや植物で身体を整えていた
昔は今ほど薬が身近ではありませんでした。だからこそ、人々は季節ごとに植物や香りを暮らしに取り入れていました。
例えば、
• 香りの良いハーブを飲む
• 湯気で気分を整える
• 季節の植物を食事に取り入れる
といった方法です。特に初夏は、爽やかな香りを持つ植物が好まれてきました。
現代のハーブで言えば、
• ペパーミント
• レモングラス
• ハイビスカス
などは、初夏に人気のあるハーブです。爽やかな香りは、気分を切り替えたい時にもぴったりです。
「身体は毎日同じではない」と知ること
忙しい現代では、「毎日同じように動けること」が当たり前のように感じてしまいます。でも本当は、身体は季節や気候の影響を受けながら変化しています。なんとなく不調を感じる日があるのも、自然なことかもしれません。
だからこそ、「今日は少し休もう」「温かい飲み物を飲もう」「香りで気分を変えてみよう」。そんな小さな養生の感覚が、これからの時代には大切なのかもしれません。
初夏は、自分の身体の声を聞く季節
昔の知恵は、単なる迷信ではなく、自然と共に暮らす中で生まれた感覚でした。初夏の重だるさや眠りの浅さを感じた時は、「身体が季節を感じているのかもしれない」そんなふうに考えてみるのも良いかもしれません。
初夏の不調を感じることなく、良い季節になりますように
初夏になると体が重いのはなぜ?むくみ・だるさ・眠りの浅さに寄り添う、昔の養生とハーブの知恵
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