急激に創作意欲が湧いてきて何かを芸術として残したいと思ったり、逆に普段は芸術を追求したいと思っているのに急にスランプのようになって何もできなくなってしまったという経験はありませんか?芸術とは、人が持つとても高度な分野で、脳の状態によって大きく左右されるものです。
創作意欲とは
人は、生きている中で様々なことを経験します。それはインプットという言葉でも表され、多くのことを脳内に溜め込んでいきます。そのインプットしたものをうまくアウトプット(外に出す)する事ができれば、その中で負担は生まれません。しかし、アウトプットできない事が続くと、人は何とかしてそのことを表現したいと思うはずです。それは言葉であり、文字であり、絵であり、音楽であり様々な分野に渡りますが、多くの場合、言葉だけでは表現できないほどの感性があり、創作する術を持っていると素晴らしい芸術を作り上げる事ができます。
創作意欲の枯渇
今まで素晴らしい創作を続けてきたのに、急にその意欲や手段が枯渇してしまう事があります。それは、スランプという言葉で表され、多くの芸術家が苦しんできました。人の脳は複雑にそして意外に単純にできていて、何か簡単なきっかけで、全てを失うほどのダメージを受ける事があります。例えば、恐怖やストレス、緊張感が続くと、脳は活動を制限してしまいます。特に、そのストレスを受けたものに関して大きく活動をやめてしまうので、スランプというのもは厄介で、芸術家にとってとても難しい問題です。
芸術を生業としていない人にとっての鬱状態と同じような状態が脳内で起こってしまうので、元に戻すことは可能なのですが、なかなかその渦中にある本人にとっては、そんなに簡単な問題ではありません。
スランプからの抜け出し方
スランプから抜け出すためには、ストレスや緊張状態から抜け出す必要があります。きっかけを探すという言葉がしっくりくるかもしれません。ストレスや緊張の原因を取り除けるのが一番ですが、なかなかその作業が難しい状態であるときは、全て忘れるところから初めて、新たな創作意欲を獲得する事が役に立つかもしれません。きっと、そんな辛い状態に陥っている時は、今までとは違う感情と経験が自分の中に生まれているはずです。そんな時は前と同じものを作ろうとするより新しい感情を使って作るのも一つの手だと思います。
それでも、元に戻したい時は、一度緊張をといてあげる必要があります。絶対いつかは元に戻るので、少し遠回りと思うかもしれませんが、まず今自分が抱えている感情を全て外に出し切ってみてください。そうすると、最終的には元よりも良いものを作れるようになると思いますよ。
芸術に刺激を与えるティータイム
ティータイムと芸術はとても相性がいいものです。特に色も香りも変えられるハーブティーと芸術は相乗効果もあり、より気持ちを変えやすくなります。さらに、色の変わる様子やかおり、味の変化を楽しみながら時間を過ごす事で創作意欲も刺激され、自分の時間を素敵に演出する事ができます。そんなティータイムをきっかけにすれば、自分の力で創作意欲を制御する事ができるようになるかもしれません。