小さな新しい森

ふと森を散策していると、森ってすごいなぁーと思うことが良くあります。今日は、そんな森を散策しているときに出会った、小さな森について紹介したいと思います。

森の始まり

皆さんは、森がどうやってできるか知っていますか?森ができるためには、栄養のつまった大地が必要です。最初から森になるわけではなく、最初は苔、1年で枯れてしまう草、冬も越せる草と植物たちの戦いが繰り広げられていきます。そして、他の草の栄養を受け取る形で、植物たちはそれぞれの居場所を作っていきます。そんな中で、一番最後に現れるのが森です。大きな木たちは、栄養の詰まった大地でしか大きくなることはできません。森ができると、他の植物たちは、森に光を遮られて、育たなくなっていきます。

森の終わり

森ができるのに長く時間がかかる分、森は長くその場所を守ってくれます。でも森がなくなることもあります。それは自然の力であったり、人のせいだったりしますが、消えてしまうのは一瞬です。

小さな新しい森

今回、森を歩いていて見つけたのは、落雷によって山火事が起きた森でした。山火事が起きて、何年かたった森は、燃え尽きた木たちとその元に広がる小さな緑に溢れていて、とても幻想的に見えました。1度壊れてしまった森は元には戻りませんが、新しい森の卵たちは、普段より早く森を再生してくれます。自然はとても力強いです。

そんな自然の力を感じてみてください。きっともっと面白いことが見つかると思いますよ。