秋花粉の季節をうまく乗り越えるティータイム

少しずつ朝や夜が涼しくなってきましたね。秋は気候も良く過ごしやすくなる季節ですが、「鼻のムズムズ」や「目のかゆみ」に悩まされる方も少なくありません。春だけが花粉症の季節と思われがちですが、実は秋にも花粉は飛んでいるんです。
今回は、秋花粉の原因や症状が出やすくなる理由についてご紹介できればと思います。
秋花粉とは
秋に飛散する主な花粉は、ブタクサ・ヨモギ・イネ科植物などと言われています。特にブタクサはスギやヒノキに次いでアレルギーを起こしやすい植物です。秋の植物は木よりも草本が多いので、川原や道ばた、空き地など身近な場所で飛散しやすいのが特徴です。飛散時期は8月末〜10月がピーク。春の花粉症が落ち着いた頃に、再び症状が出てしまう方も少なくありません。
秋に花粉症が出やすくなる理由
「秋は夏ほど花粉が多くないのに、花粉症がひどい気がする」と思う方もいるのではないでしょうか。
その背景には、
•夏の疲れが残っている
•季節の変わり目による自律神経やホルモンバランスの乱れ
•空気が乾燥して粘膜が弱りやすい
などの要因があります。
特に疲れやストレスが溜まっていると、アレルギー反応が強く出やすいことが知られています。体調が整っていない時に花粉を浴びると、症状がより強く出てしまうのです。
秋の花粉とハーブティー
ハーブティーは、体をやさしく整えるサポートになります。特におすすめなのは以下の組み合わせです。
• ネトル
「浄化のハーブ」とも呼ばれ、古くから季節の変わり目の不調に用いられてきました。アレルギー性の不快感をやわらげたいときに役立ちます。
• ペパーミント
清涼感のある香りで鼻や呼吸をすっきりと整えてくれます。気分もリフレッシュできるので、ストレスが強い時にもおすすめ。
これらをブレンドしたハーブティーは、爽やかな飲み口とともに、季節の不快感をやさしくサポートしてくれます。秋は過ごしやすく綺麗な季節である一方、花粉に悩まされやすい時期でもあります。
疲れやホルモンバランスの乱れが重なると症状が強くなりやすいため、心身を整える習慣づくりがとても大切です。「秋花粉が気になる季節に」、ネトルやペパーミントのハーブティーで、呼吸を軽やかに、気持ちをゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。