春の訪れを知らせるミモザの花
春になると様々な植物が花を咲かせ、色とりどりの景色に目を奪われますよね。黄色い花を咲かせるミモザも3月から4月に甘い香りの花を咲かせるとても綺麗な植物です。
ミモザとは
近年よく耳にするようになったミモザは、もともとオーストラリアが原産の植物で日本では黄色い花を咲かせるアカシアをミモザと呼ぶことが多いです。マメ科アカシア属に分類される植物で、春になるとフワフワの黄色い花を咲かせるので鑑賞価値が高く、庭木として人気のある植物です。本来はオーストラリアの植物である程度暖かい場所を好みますが、うまく育てば−5℃くらいにも耐える寒耐性の植物です。
ミモザの日とは
イタリアでは3/8をミモザの日として男性が日々の感謝の気持ちを込めて、女性にミモザの花を贈ることになっています。それはミモザが誰でも入手しやすく、寒い冬の後に春の訪れを知らせる特別な花であった為に選ばれたと言われています。現在は、3/8は国際女性デーとしても知られ、女性にとって特別な日となっています。日本でも近年はミモザが人気になり、このミモザの日が定着してきています。綺麗なミモザの花が多くの人を幸せにしてくれるといいなと思います。
オーストラリアのミモザ(ワトル)
もともとはオーストラリア原産のミモザは現地ではワトルと呼ばれます。オーストラリアの春は9月ごろなので、オーストラリアではこの頃にワトルが見頃となります。そのため。春の訪れを知らせるお祝いの日としてワトルの日が設けられています。オーストラリアではこのワトルは特別な花として知られ、様々な分野で使用されています。このワトルの日にはアカシア属の植物を身につけるとされておりオーストラリアでもワトル(ミモザ)は特別な花となっています。
様々な植物が海を渡り、特別な意味を持って伝わっていくのは素敵なことだと思います。ただし、使い方や広がり方を気をつけないといけない面もあるので、その植物の特性などを考えて日々の生活に取り入れてみてください。
植物の力がうまく伝わりますように
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