帯状疱疹の原因と心にゆとりをもつ効果

ピリピリした痛みから始まる帯状疱疹の原因と心にゆとりをもつ効果

帯状疱疹という病気を聞いた事がありますか?近年、この帯状疱疹になる方が増えていると言われています。では、帯状疱疹とは一体どの様な病気なのでしょうか。

帯状疱疹とは

帯状疱疹とは、水痘・帯状疱疹ウィルス(VZV)が体内で再活性化することによって起こる皮膚疾患を伴う病態です。通常は右か左のどちらか一方の皮膚の違和感(痛みやピリピリ感)から始まるため、部位によっては、腰痛や筋肉痛などと間違いやすく、初期は判別しにくい病気と言われています。

皮膚に水疱を伴う皮疹が現れて初めてわかるので、病状が現れたときには、痛みや広範囲に広がった皮疹に苦しんでいる事がほとんどです。水疱や痛みは治療を始めてもしばらく続くので、厄介な疾患です。ただし、皮疹が現れてすぐに治療を開始すれば比較的軽度ですむので、この様な症状が現れた際には、皮膚科やきちんとした設備の整った内科を早めに受診し、抗ウィルス薬治療を開始するのが重要です。

帯状疱疹の原因

帯状疱疹は、比較的高齢の方に多い病態と思われがちですが、誰でもなりうる病気なので知識をもっておくことはとても役立ちます。帯状疱疹ウイルスは、免疫力が衰えるような状況下で再活性する事が多いので、過労や病気で体力が落ちていたり、ストレスで免疫力が落ちると現れやすいと言われています。また、20代も水痘の抗体が減ってくる時期なのでリスクが増加するとされています。

昔は、子育て世代には少ないと言われていましたが、近年この世代も発症リスクが上がっていると言われています。帯状疱疹に苦しまない為には、ゆとりをもった生活を心がけ、ストレスや疲労を溜め込まない生活を心がけてください。無理をすると体を壊してより負担が増えてしまいますよ。

帯状疱疹の治療法

帯状疱疹は、子供の頃に罹った水疱瘡(みずぼうそう)のウィルスが体内に残り、再活性することにより、神経を刺激することから始まります。そのため初期はピリピリとした痛みが現れ、その後ウィルスが皮膚に向かって出てこようとする段階で、皮疹が現れるというような流れをとります。

自然治癒する方もいますが、何もしないと皮疹が広範囲に広がったり、高熱や顔に現れた場合は目などの病気も併発してしまうので、痛みの後に皮疹が現れたら、すぐに病院で抗ウィルス薬をはじめるのが、帯状疱疹を早く治す一番の方法です。

特に皮疹が現れて3日以内に治療を開始すれば、帯状疱疹後の痛みを予防したり、症状を早く完治させるのにとても役立ちます。うまく治療すれば1週間程度で症状が落ち着くこともあるので、治療は早めに初めてください。近年は1日一回で済む抗ウィルス薬も現れ、薬を飲みながら安静にしていることで治療を有利にすすめる事ができるようになりました。

帯状疱疹とハーブティー

帯状疱疹は、過労やストレスなどからだに負担をかけることで、免疫力が落ちて発症することが多いです。そのため、日頃からストレスを溜め込まないことや、ゆとりをもった生活を心がける事が重要です。

そんなときに、気持ちを落ち着けるハーブの時間はとても役立ちますし、帯状疱疹にかかった後もレモンバームなどを取り入れるのもおすすめです。

帯状疱疹に苦しむ人が少しでも減りますように

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