日本に根付くお茶の文化、特に来客があった際にどんなお茶を選べばいいか迷う事はありませんか?そんな時、いらっしゃるお客様に合わせて特別なハーブティーを選んでみるのはいかがでしょう。イギリス式のティータイムと日本のお茶文化は、最高のおもてなしをするという面でとても似ています。そんなティータイムの中に、日本の茶の湯の文化を取り入れるのも素敵ではないでしょうか。
日本の茶の湯文化
茶の湯の文化は、様々な作法に従ってお茶を入れる日本の文化として世界中に広まっています。特に現代では、茶道と呼ばれることが多く、千利休が確立した『わびさび』と日本のもてなし文化を融合した侘び茶という言葉も広く知られています。茶室に入れば、それぞれの立場や感情も忘れ、茶を楽しむためだけに精神を集中させる。その中に、美しさや気持ちの安定を得ることができれば、その空間がとても素敵なものになります。
茶の湯のおもてなし文化とハーブティー
そんな日本の茶の湯の精神を持ちながら、ハーブティーを淹れる空間を作るといつもと違った視点のおもてなしができるかもしれません。ただ自分の為にハーブティーを淹れるのではなく、誰かの為に入れるハーブの時間は、自分の心さえも落ち着けてくれます。その人のことを考えて、ハーブの色や味、香りを選んでいる間によりその人のことを知るきっかけをくれたり、話をする時にも話が弾みやすくなります。きっと、そんなティータイムから生まれる時間は、人に優しくなれる素敵な時間だと思いますよ。
おもてなしの時に選びたいハーブティー
その人の状態にあったハーブを選びたいと考えても、ハーブの知識が少ないとどうブレンドしていいかわからないことがあります。そんな時は、色や香りを参考にしてハーブを選んでみるのがおすすめです。ピンクや赤が好きな人だったら、ハイビスカスをベースにしてみたり、気持ちが疲れていそうだったら、ラベンダーやレモンマートルをベースにするだけでいつもと違った空間を演出できると思いますよ。自分が一緒に飲んでみたいハーブティーを選ぶのもおすすめです。