爽やかな酸味と綺麗な赤色が特徴のハイビスカスティーは、どんな植物からできるか知っていますか?南国の赤い花をイメージする方も多いとは思いますが、実は少し異なるローゼルという植物のガクから作られるハーブティーなんです。
ルビー色のハイビスカス
ハイビスカスはアオイ目アオイ科のフヨウ属に分類される植物で、熱帯や亜熱帯など比較的広範囲で栽培されている植物です。古代よりその綺麗な見た目から愛情を司る植物として、食用などに用いられていました。ハイビスカスにはクエン酸やリンゴ酸などの植物酸が多く含まれることから、ハーブティーも爽やかな酸味をもっています。疲労回復や、全身の新陳代謝を高める植物としても知られ、疲れた時や運動の後に飲むといいと言われています。
ハイビスカスティーの魅力と美味しい飲み方
ハイビスカスは、ローズヒップなどのハーブとブレンドすることが多いですが、ハイビスカス単品でも爽やかなハーブティーとして楽しめます。その際は、多めのハイビスカスにお湯を加えて3分ほど経ったあとに水を加え、長時間冷蔵庫で抽出するか、鍋で温めながら抽出するのがおすすめです。冷やして楽しみたい場合は、シナモンを一緒に加えると香りが良くなり飲みやすくなるとおもいます。濃く抽出したハイビスカスは強い酸味が特徴ですが、蜂蜜やきび砂糖を加えると爽やかな甘みに変化するので、疲れている時にはこの酸味のあるクラシックハイビスカスティーを楽しんでみてはいかがでしょう。
冬の疲れ
冬には寒さもあり、体が緊張しやすく疲れを感じやすくなります。そんな時、ハイビスカスティーは、緊張した体を緩めて重い体を癒してくれます。特に冷えて体が緊張している日は、ハイビスカスのハーブティーをのんでみるのがおすすめです。
ハイビスカスが美しい時間を運びますよに
綺麗なハーブティーで素敵な時間を過ごして頂けたら嬉しいです。