芍薬の花を楽しむ時間とハーブティー

芍薬の花を楽しむ時間とハーブティー

芍薬の花はその出立から綺麗な女性の代名詞として使われるほど、綺麗で素敵な花です。その花の様子はもちろん、昔から薬として服用することで、女性ホルモンのバランスを整えて症状を緩和してくれると考えられてきました。

漢方としての芍薬

芍薬の原産地は中国北部ですが、日本でも栽培され、草丈はおよそ60cmほどになる比較的大きな草本です。ボタン科で初夏になると紅色や白の綺麗な花をつけるので鑑賞用の植物としても人気があります。漢方として使われるのは、芍薬の根で特有の香りが特徴です。有効成分はぺオニフロリンと呼ばれるモノテルペン配糖体が含まれています。

このぺオニフロリンは鎮痛や鎮痙などの作用を持つことから、筋肉の緊張を和らげたり、血管の働きをよくすることで、主に生理痛や冷えなどの女性特有の症状に用いられてきました。

かわいい芍薬のハーブティー

漢方として利用されるのは芍薬の根ですが、その花はハーブティーとして楽しむ事ができます。特に芍薬の花は色も綺麗なのでみているだけで癒されます。ほんのりとした香りと、味わいがありますが、単品では少し味が弱く感じやすいので、ブレンドをするのがおすすめです。味や香りの強いハーブと芍薬をブレンドする事で香りや色の良いブレンドを楽しむ事ができます。

自分を労る時間

気持ちがいっぱいいっぱいになると、体が休まる時間が取れなくなり、どんどんストレスに苦しむ時間が増えてしまうことも少なくありません。特に女性は、そんなストレスや周期的にくる辛さから体を守るために、より多くのエネルギーを使います。そんな時に芍薬のハーブティーは気持ちを落ち着けてくれ素敵な時間を運んでくれると思います。

芍薬で素敵な時間が過ごせますように

薬剤師が作るハーブティー専門店 Jasper Green