音楽と絵画とハーブの時間
音楽や、詩、絵画はそれぞれが独立した存在だと思いますか?芸術は人の感情や思想を表現する為に発達してきた分野です。その中で、絵画や、音楽、文学はそれぞれ独自の方法で私たちの内面や世界を映し出してきました。これらは、その発達の中で、時に互いに助け合い、融合することで新しい表現の可能性を生み出してきました。そんな表現の時間に植物やハーブティーはとても役立つ存在です。
絵画、音楽、文学の多様性
絵画、音楽、文学といった異なる芸術は、それぞれ独自の方法で、人の感情や、世界のあり方、思想を表現してきました。絵画は、色彩、形状、構図など目に映る情報から、感情に訴えかけ、思想を目に見える形に表現してしています。例えば、印象派の名前の由来となったクロード・モネの「印象・日の出」は、朝焼けの光景を鮮やかな色彩で捉え、遠くから見ると、全体が輝くように見える効果を生み出しています。また、視覚的に優れているだけでなく、社会情勢や、復興と再生などの表現を作品に込めることで、見る人の気持ちを変えるような作品となっています。
また、音楽では、聴覚を通じて感情や思想を表現しています。音楽は、耳から聞こえる音が、脳に作用し感情を変化させると言われています。クロード・ドビュッシーは、自由な音の響きを追求し、文学や、芸術との相互の影響を反映しました。
文学も、言葉や文字を用いて、思想を表現しています。それぞれの特徴を用いて表現する芸術分野が、個々の表現を尊重しながらも、それぞれに影響を与え、融合することで、より深く多様な感情や、思想の表現を可能にしたはずです。
パウル・クレーの「パルナッソスへ」
パウ・クレーのパルナッソスへは、視覚的な芸術を通じて、詩的で音楽的な感情や、思想を表現した作品として知られています。パウル・クレー自身が音楽に精通していたこともあり、この作品は、音楽と絵画の融合により、さらなる芸術の高みを目指すということが、題名の「パルナッソスへ」に現れていると思います。題名にあるパルナッソスとはギリシャの中部にある山で古代ギリシャでは神聖な場所として知られていました。この山は芸術や音楽の象徴として知られており、多くの芸術家や音楽家たちもこの題名の作品を作成しています。
パウル・クレーもこの山へのオマージュとして、絵全体がモザイクのような構造を持たせることにより、音楽的なリズムやハーモニーを計算して表現したとされています。
音楽と絵画とハーブの時間
芸術と音楽とハーブはとても相性の良い存在だと感じます。ハーブ自身にも、人の感情を変化させる作用があり、昔から神話や、物語など深い関係をもってきました。それぞれのハーブの持つ意味合いを考えながら、思想をめぐらし、人の感情に訴えかけるという工程を、ティータイムに組み込んでいくと、より、音楽や、芸術がさらに深く感じられるのではないでしょうか。視覚、聴覚、味覚を刺激することで心が安定させると共に、意欲や、刺激を与えてくれるといいなと思います。
良いハーブの時間になりますように