ハーブティーを楽しむ為のラベンダーの収穫時期
植物の収穫時期や加工の方法がハーブの味わいや香りを左右することをご存知でしょうか?適切なタイミングで収穫し正しい方法で加工するとハーブの特性を最大限り要することができます。ラベンダーにもハーブティーにする場合にはおすすめの収穫時期があります。ではどんな時期に収穫するのがよいのでしょうか。
ラベンダーというハーブについて
ラベンダーはシソ科の多年草で香りの良い紫色の花が特徴です。原産国は地中海沿岸ですが、現在は様々地域で栽培されています。ラベンダーにはたくさんの種類があり、最も一般的なのはイングリッシュラベンダー(Lavandula angustifolia)で日当たりと水はけの良い土地を好みます。ハーブティーやポプリ、料理など様々な分野で利用されるとても役立つ植物です。
ラベンダーの収穫時期
ラベンダーは春又は秋に植え付け、一般的には春の終わりから夏の初めにかけて収穫します。収穫の時期は地域や気候に左右されますが、ハーブティーやポプリなどドライで利用したい時には、花が満開になる直前です。この時期にラベンダーの香りが最も強くなると言われています。ハーブティーにするときもこの時期が良い風味を楽しむことができると言われています。収穫は湿度が低く晴れた日の早朝の時間帯に摘み取るのが一番です。この時間帯が香りが一番凝縮しているので香りを最大限に引き出すことができると言われています。
ラベンダーのハーブティー
ラベンダーの種類や状態によっても香りは異なります。それぞれの良さがあると思いますが、一般的には香りが高いものがシングルでも美味しく楽しめると思います。逆に香りが落ち着いているものは、ブレンドに向いているので、ラベンダーの状態や種類によって使い方を変えてみるのもおすすめです。味わいや香りを強く出したいときは5分から10分くらい抽出してみてください。シナモンやカモミールなどとブレンドしてはちみつを加えるのもおすすめです。