女性の健康とハーブティー
近年、女性を取り巻く環境の変化によって女性の健康にも変化が現れています。ホルモンバランスの乱れで、体や気分の不調に悩まされている方は多いのではないでしょうか。そんなホルモンバランスは、ストレスによっても大きく左右されます。
女性のホルモンバランス
女性は、約1ヶ月の生理周期にホルモンバランスが変化するという点で、男性とは異なります。生涯を通しても、その分泌量は異なり、思春期や成熟期、更年期などそれぞれの期間でホルモンのバランスは異なります。特に、思春期や更年期には、ホルモンバランスが崩れやすいので、体調も崩れやすくなります。特にエストロゲンというホルモンと女性の体調は密接に関わっています。ストレスや、過度なダイエットは、エストロゲンや他のホルモンを乱しやすいので、注意が必要です。
PMS(月経前症候群)と更年期障害
女性ホルモンの急激な変動は、生理前に起こる体や心の不調を招き、PMS(月経前症候群)と呼ばれています。そんなPMSは情緒が不安定になったり、イライラ、抑うつ、不安、集中力の低下、めまいや腹痛、頭痛、倦怠感など様々な症状に苦しみます。そんな症状を周りや自分が理解し、リズムを作るセルフケアが行えると、症状が緩和することがあります。ミネラルやビタミンの摂取もおすすめです。
更年期症状もエストロゲンの低下などに体が対応できず、ホルモンバランスが崩れることで神経や伝達物質の異常によって引き起こされます。PMSと同じ様に、イライラや不安、めまい、頭痛の他に動悸やのぼせ、ホットフラッシュの様な症状に苦しみます。PMSも更年期も症状は似ており、検査をしても異常が現れない『不定愁訴』と呼ばれることもあります。周りは、そんな症状を理解し、ストレスが少なくなる様に配慮することが重要です。
女性の健康とハーブティー
そんな『不定愁訴』と呼ばれる状態にハーブティーはとても役にたちます。自分の時間を作って、ハーブでリラックスするだけでも、ストレスが緩和されると思います。また、レットクローバーや芍薬の花、チェストツリーなどは女性の悩みにも役立つのでハーブの時間に取り入れてみてはいかがでしょう。