喉の詰まりを感じる原因
喉に違和感を覚え、食べ物が飲み込みにくく感じたり、喉のつっかえ感が取れないといった症状に悩まされたことはありませんか?検査などを受けてもこの原因がわからない場合、この状態を「咽喉頭異常感症」と呼ぶ事があります。異常はないと言っても、喉の詰まりが継続してストレスが溜まり、心配な気持ちが増大してしまう方も多いのではないでしょうか。では、この喉のつまりはどんな事が原因なのでしょう。
咽喉頭異常感症(ヒステリー球)とは
喉の違和感という症状は、昔から問題になっており、漢方医学では気が上逆咽頭を塞ぐものとして捕らえられ、気の滞りが原因とされてきました。その為、気うつを改善する為に、気を巡らせる半夏厚朴湯を用いて不安を和らげる手法が用いられることもあります。
咽喉頭異常感症は、ストレスが原因で起こる事が多いとされ、自律神経の交感神経がうまく働かない事で喉の閉塞感や、イガイガすると言った症状が現れると言われています。ストレスだけではなく、喉の形態や状態に異常が現れている事もあるので、診断や検査をする事も大切ですが、原因がわからない場合は、交感神経の興奮を抑える事が必要です。
喉の詰まりを改善する方法
原因のわからない喉の詰まり感がある時、交感神経が優位になると喉の筋肉は収縮し、唾液に粘液性が出ます。そんな状態が喉の詰まり感を増幅させるので、副交感神経が優位な状態を作り出す必要があります。その為には、ストレスを減らし、興奮しやすい状態を改善する事が大切です。
深呼吸で呼吸を整え、自律神経の乱れを改善する事も大切ですし、人と話をする中で声を出したり、水分を飲んで粘液性のある唾液成分が喉にたまらないようにする事もストレスを軽減する事につながります。
もし、何かストレスの原因がわかっている時は、それを排除する事も喉の詰まりを軽減する事につながりますよ。
喉の詰まりとハーブティー
喉が詰まる時、そんな時は爽やかなミントの香りとメントールの清涼感は役に立ちます。ペパーミントにスペアミントを加え、少量のパッションフラワーとレモングラス、ローズマリーにバタフライピーを加えたハーブティーで穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょう。きっといつもとは違うハーブの時間が、喉のつかえを改善する手助けをしてくれると思います。