新緑に癒される季節と自然の効果
外に出かけると新緑が目の中に飛び込んでくる季節になりましたね。そんな鮮やかな自然の色は私たちの心を踊らせ、気分を穏やかにしてくれます。では、どうして私たちは新緑の季節になるとそんな気持ちになるのでしょうか。
新緑が心を癒す理由
緑色は目に負担がない色で、癒しの効果があると聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。その理由は、緑は人が目にする波長の中でちょうど中間地点にあり、もっとも負担の少ない色と言われています。そのため長時間見ても目に刺激が少なく目に優しいと言われています。さらに、その中でも新緑の季節は鮮やかな緑色が、生命の維持の為に必要な自然を最大限感じられることで、安心感が高まり、心が安定すると言われています。
新緑と自律神経
緑を見ると自律神経は副交感神経が優位になると言われています。この副交感神経は、体を休める時に働く神経で、体の活動を落ち着かせ、体を回復したり、修復したりするとされています。そのため、心身が疲れきった状態の時は、この副交感神経を優位にする時間を作り出すことが重要です。
現代社会では、この副交感神経を優位にする時間が取りにくくなっていることで、心身のバランスが崩れ、心を壊しやすい状態になっています。そのため、緑の少ない場所に住んでいる人ほど新緑の季節は、緑のある場所で、自然を感じることが、心の安定にとても役立ちます。
自然を感じるティータイム
新緑の季節は、ハーブティーもいつもよりもフレッシュに感じる季節です。特にミントやレモンバームなどのハーブは緑がとても綺麗なのでぜひ、ティータイムにとりいれてみてはいかがでしょうか。きっと心休まる時間になると思いますよ。