人によって感じる香りが違う理由とハーブティー
同じ香りを嗅いでいるのに、人によって反応が違うのを不思議に思った事はありませんか?人によって好みも違うので、あまり深くは考えた事がないかもしれませんが、実は人は香りは全く違う捉えられ方をしている事があります。
人によって香りの感じ方が違う理由
人の感じる香りについては、完全に解明されていない部分もありますが、嗅覚受容体に感知される香りの成分が深く関わっていると言われています。人間は300種類以上の香りを嗅ぎ分けられる受容体を持っていますが、それが複雑に重なり合い、香りを感知しています。その為、膨大な種類の香りを嗅ぎ分けているのですが、体調や環境によってこの香りの情報は変化しています。現に、同じ香りを嗅いでいるのに全く感じない人と、強く感じる人がいて、同じ人でも、年齢やホルモンのバランスでこの受容体が変化する事もあります。ここからわかるように、匂いとはとても不確かで変わりやすいものであると言う事ができます。
その時にあった香りを嗅ぐ効果
香りは、人によって感じ方が違うと言う事は先ほど話しましたが、リラックスする匂いもその時によって変化します。その為、この匂いはリラックスする匂いだから、嗅いだ方がいいと言うように香りを選ぶより、自分が今一番かぎたい匂いを嗅ぐのが、体にとっては一番役に立つはずです。その時あった香りを嗅ぐ事で、ホルモンバランスがうまく調整できたり、体をうまく動かせるようになる事で、私たちの体は健康な状態に向かっていくはずです。
香りを楽しむハーブティー
ハーブは、そんな香りの変化を楽しむのにとても役に立ちます。その時に嗅ぎたい香りをハーブとして少し足すだけで、私たちの気持ちや精神状態はとても安定します。特に、精油を多く含む、ラベンダーやペパーミント、オレンジフラワーにレモンマートルなどのハーブをうまく他のハーブと組み合わせると、嗅覚を刺激して気持ちを変化させる事ができますよ。