どこか懐かしく新しいドクダミの香りとハーブティー
ドクダミは日本全国至るところに自生している植物で香りが特徴的なので、その香りで覚えているという方も多いのではないでしょうか?
ドクダミ(十薬)とは
ドクダミは、東アジアに広く分布する植物で、茎や葉にデカノイルアルデヒドという成分を含んでいる為、独特な臭気を持っています。植物としては6月の梅雨の時期に可愛らしい花をつけます。まるで毒を溜めているようにな香りがするので『ドクダミ』と言われるようになったと言われています。*ドクダミには毒はありません。
ドクダミ(十薬)の効能
ドクダミは実際には、薬草として重宝され、利尿や便秘、炎症を抑える目的でさまざまな用途に利用されてきました。現在では血管の疾患の予防や美肌を目的に利用される事が多くなっています。
特に、生薬としては10種類の効果を持つことから十薬とも呼ばれ、日本でもセンブリ、ゲンノショウコと並ぶ三大薬草として知られています。
ドクダミの飲み方
ドクダミはその香りから、なんとなく飲みにくいと思われがちですが、うまく乾燥して抽出を適度にするとおいしく楽しむ事ができます。特に乾燥をしっかり行うと、香りが安定しやすいです。自然のものを使う場合は、刈り取った後、天日干しをし、裁断したあとに焙煎すると独特な香りをより少なくする事ができます。
焙煎しない場合も、香りは生の時よりも少なくなるので、香りを楽しむ事ができますし、もし飲みにくい場合も他のハーブやお茶とブレンドする事で美味しく楽しむ事が可能です。
ドクダミとハーブティー
ドクダミは、海外では食事に利用されるなどさまざまな利用方法があります。他のハーブとブレンドすると、そのと味わいをうまく活かして楽しむ事が可能です。特に甘い香りや香ばしい味わいと相性がいいので、ローストしたマテなどとブレンドするのもおすすめですし、ミントやカモミールなどの甘い味わいのものとのブレンドも楽しむことができます。