元気がない、そんな時は誰にもあると思います。この元気とは一体どのようなものでしょう?よく使う言葉なはずなのに、とても抽象的な言葉で説明しようとすると難しいと感じる方がほとんどではないかと思います。この元気を理解して、うまく利用できるようになると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
元気とは
もともと元気とは、病気の反対の意味として、病気が快方に向かっていく時に、病気が減っていくことを「減気」と表したことに由来していると言われています。しかし、この漢字が並んでいると、気が減っているように感じてしまうことから、時が流れるうちに元気となったのではないかと考えられています。中医学では「元気」は気の巡りを表していて、人間が持っている根源的な生命力を表す言葉として認識されるようになり、明治ごろからは、現在と同じような体調を表すような言葉になりました。
現在の元気という言葉の使い方
現在元気という言葉は、体調を表すような言葉として認識されています。これは、生命力を維持する気(エネルギー)がうまく生成されていないことを表現しています。つまり、元気がない状態とは、体を正常に維持できなくなった状態と言うとしっくりくるのではないでしょうか。
ストレスの多い現代社会では、この元気を維持するのがとても困難になっています。それは、社会の中に組み込まれる事で、うまく目標を持てなかったり、エネルギーを生成する方法が分からなくなってしまい、生命力をうまく維持できなくなってしまうためです。
元気を後押しする時間
もし、元気がないと感じたら、それはあなたの中のエネルギーが不足してしまっています。体は、生命活動を維持する為に様々なホルモンを作り出していますが、エネルギーがなくなる事で、ホルモンバランスが崩れ、気をうまく巡らせる事ができなくなってしまっています。もし、そのような状態に陥ってしまったら、元気を後押しする時間を取れるようにしてみてください。それは、目標を立てたり、自分の今居る場所を把握する時間です。きっと元気が出ない時は、何かとても無理をしていたり、エネルギーをどこに向けていいか分からなくなっている状態です。少し、後戻りしてもいいので、ぜひ元気が出るように自分のエネルギーを取り戻してみてください。
元気の出るハーブティー
もし、元気がなくなってしまっていたら、元気が出る手助けをしてくれるハーブティーがおすすめです。ローズヒップにハイビスカス、ローズマリーとカルダモン、エルダーフラワーを加えた酸味のあるハーブティーを飲むときっとそんな元気を出す手助けをしてくれると思います。