紅茶や日本茶を抽出した後、ポットから最後の一滴まで注ぎ切りましょうと聞いたことはありませんか?
最後の一滴が美味しい理由
お茶でも紅茶でも、ティーポットからの最後の一滴をとても重要なものと考えています。それは、最後の一滴には茶葉の成分や香味が一番凝縮されており、とても贅沢な部分だと言われている為です。実際に最後の一滴が一番成分的にも濃い部分であり、深みやコクが顕著に現れます。もしも、ティーポットや急須で茶葉を抽出した際に、何人か分を作る時は、一人分を一回入れてしまうよりも、少しずつカップに注ぎ、成分を均等にすることで美味しく楽しむ事ができます。さらに、緑茶では、二煎目や三煎目まで楽しむ事ができる為、この最後の一滴を注ぎ切ってから、お湯を入れる事が、美味しくお茶を楽しむ事に繋がります。
ハーブティーの最後の一滴
ハーブティーも同様に最後の一滴に成分や旨味が凝縮されています。緑茶や紅茶などと違ってハーブティーの入れ方と美味しく飲む方法が詳しく解説されていることは少ないですが、入れ方でハーブティーの味も大きく異なります。特に、ハーブティーの最後の一滴は味だけでなく、成分も多く抽出されているので、ぜひ最後まで注ぎ切ってください。そうすることで、余すことなくハーブティーの魅力を楽しむ事ができます。また、ハーブティーも二煎目を楽しむ事ができるものも多いので、最後の一滴を楽しんだ後、香りと味の異なった二煎目を入れてみるのもおすすめです。最後の一滴を楽しむ事で、より一層ハーブティーの魅力に気づく事ができると思います。
最後の一滴が美味しいハーブティー
最後の一滴の美味しさがより伝わりやすいのは、葉や花を用いたハーブティーではないでしょうか。特にペパーミントの最後の一滴は甘く、爽やかな味が広がる為、とておすすめです。最後の一滴にはいつも気付かなかった甘みやコクをより強く感じる事ができると思います。