ハーブによる虫除けと忌避効果
一定の植物には虫を寄せ付けない力があるのを知ってしますか?それは、忌避効果と呼ばれ、自分の害になる動植物を周りから遠ざける事を指します。そんな植物が持つ忌避効果を利用すると、夏の虫が多くなる季節を快適に過ごす事ができるかもしれません。
忌避効果とは
忌避効果は、忌避剤など害獣や害虫を寄せ付けない為に役立つ成分を含む製品として目にする機会が多いと思います。ハーブなどの植物には、防虫成分を含むものがあり、その効果を「忌避効果」と呼ぶ事があります。
ハーブは自然の中に存在する時、自らを他の生物から守る為、自分の害となる生物が嫌う匂いを発しています。その効果により、自らが動く事ができないながらも身を守っているんです。
忌避効果の利用方法
この忌避効果を利用すると、生活の中でも虫を防ぐ事ができるかもしれません。現代では、殺虫剤などの普及もあり、なかなか植物の力を利用することは少なくなりました。しかし、一昔前までは、植物の力を利用した虫除けが利用されてきたのも事実です。また、お子様やペットと一緒に暮らす方も安心して使える自然のものを使いたいと感じるかもしれません。
そんな時は、ハーブの精油であったり、フレッシュハーブ、ドライハーブを利用して、虫除けのスプレーなどを作ってみるのもおすすめです。
忌避効果のある植物
昔から、植物に忌避効果があることは経験則から知られていました。蚊取り線香も昔は、植物に含まれる成分を利用し作られており、植物に虫を寄せ付けない効果は私たちも馴染みが深いものとなります。
ハーブとして利用しやすいものは、シトロネラやローズマリー、ペパーミントなど香りを強く発する植物になります。そんな植物を、ドライハーブやフレッシュの状態で、ウォッカやリカーに侵出し、チンキを作る事でハーブスプレーを作ることもできますし、精油を使ってスプレーを作ってみるのもおすすめです。