ミントと和ハッカ(ニホンハッカ)の違い

ミントと和ハッカ(ニホンハッカ)の違い

和ハッカ(ニホンハッカ)と呼ばれる植物をご存知でしょうか?ミントやハッカという植物は世界中で愛されその種類も多岐に渡り、それぞれ爽やかな香りと風味が特徴的です。和ハッカ(ニホンハッカ)はその中でも日本独自のミントで、爽やかな特徴を持っています。今回はそんなミントと和ハッカの違いに触れてみたいと思います。

ミントの種類と特徴

ミントには様々な種類があり味わいや香りに異なる特性を持っています。代表的なものにペパーミント、スペアミントがあり、その他にもアップルミントやオレンジミントなどそれぞれの特徴を活かして利用されています。

ペパーミントはメントールの含有量が高く、清涼感が強いのが特徴です。すっきりとした味わいで医薬品や、ティー、キャンディーなどに利用されています。

スペアミントは、メントール含有量はペパーミントよりも少なく、マイルドな味わいと爽やかな香りが特徴です。料理やカクテルなどに利用され使い勝手の良いハーブです。

アップルミントはフルーティーで甘い香りが特徴でサラダやデザートに利用され、バナナミントやオレンジミントなどフルーティーなミントも存在しています。

和ハッカ(ニホンハッカ) の特徴

日本独自の和ハッカ(ニホンハッカ)は日本独自のミントで高いメントール含有量が特徴です。和菓子やお茶、薬草と古くから利用されてきました。

メントールの含有量は一般的なミントより高く、強い清涼感をもち、爽やかさと甘みを併せ持っています。

ミントと和ハッカ(ニホンハッカ)の違い

和ハッカはメントール含有量が多いので清涼感がより強く感じます、逆に他のミントはマイルドな味わいが特徴となっています。和ハッカは甘みがありますが、味わいも強いのでブレンドする時はその点を考慮する必要があります。ピリッとした清涼感とその味わいを残すためには、他とのバランスをよく考え、良い配合をしなくてはいけません。単品で楽しむ場合は、それだけで強い味わいがあるので少し温度を下げて味わいをよりシャープにかんじるととても美味しく飲んでいただけるかと思います。

ミントはそれぞれの特徴を利用して使い方を決めると、料理やハーブティーの幅が広がります。まずは、それぞれの味を試してみてください。きっとミントの魅力に気づくと思います。

ミントが元気な時間を運びますように

Jasper Green