自分の気持ちを優先することで整う心
人の意見に合わせたり、自分の意見を隠して生きているといつの間にか心が不安定になってとても生きづらいと感じることはありませんか?特に人のことを考えて行動する優しい人ほど、このような状況に陥りやすいのではないでしょうか。
自分の気持ちを隠すことで生まれる弊害
人に合わせて自分を取り繕っていると、いつの間にか自分の本当の気持ちがわからなくなって気分が不安定になってしまうことがあります。最初は相手に嫌な思いをさせないように、優しい気持ちで始めたことでも自分の気持ちと行動が相反することで、心はどんどん不安定になってしまいます。
1;精神的なストレスの増加
感情を抑え込むことによって、人は気持ちを発散させる機会を失います。特にそのとき感じた思いや、意見は消化できないことによってずっと脳内に負の感情として残ることになります。
2;人間関係の悪化
人のためを思って感情を抑えたのに、その抑え込む時間が長引けば長引くほど何かのきっかけで人間関係がより悪化するということは少なくありません。これは自分の感情を抑え込んだことによって誤解が生じやすくなるためです。
3;健康への影響
精神的ストレスが原因で、心身ともに疲れ果て健康を害することも少なくありません。心が崩れると巡りが悪くなり、免疫力が低下するなど心身ともに不調な状態になることがあります。
自分の気持ちを優先することで整う心
自分の気持ちを優先する中で、相手に対する敬意はもちろんもっているという前提ですが、自分の気持ちを優先することで、自分の中で無理をしなくてよくなります。これは思っている以上に重要で、無理をしないことで自分自身に肯定的になります。そうすると対人コミュニュケーションが円滑になり不安が減ります。この流れが出来上がると、負担が減り心が安定してきます。
自分自身の気持ちを表す練習
自分の気持ちを優先するためには、ある程度の自信と余裕が必要です。気持ちをぶつけるだけではただのわがままになってしまうので、うまく相手に自分の気持ちを伝える必要があります。もし、自分の気持ちを相手に伝えることが難しければ、毎日日記をつけてみでください。それを客観的に見て伝えていいものか判断する材料になりますし、書くだけでも心は整います。
心を落ち着けるのも大切なので、ゆっくりとティータイムをとるのもおすすめです。