フレッシュローゼルを使ったハーブティーの作り方
ローゼルという名前を聞いたことはありますか?あまり聞いたことがない方もいるかもしれませんが、ハイビスカスティーというと知っている方が多いのではないでしょうか。そんなローゼルはハイビスカスティーの原料になるとても素敵な植物です。
ローゼルとは
ローゼルはアオイ科フヨウ属に分類される多年草の植物です。ローゼルは花を咲かせた後、果実を包む様な形で濃い赤色のガクをつけます。その様子はとても不思議で可愛らしいので、ガクがつく季節には、花屋さんなどで見かける事があります。
ローゼルはハイビスカスティーの原料に使われることから、よく目にするハイビスカスと混同されがちですが、実はハイビスカスとは別の植物です。
そんなローゼルの実は、ハイビスカスティーやジャム、塩漬けなどとしてさまざまな地域で使われています。
ローゼルの収穫と使い方
ローゼルは、ガクが肥大してくると収穫の季節を迎えます。そのまま使えるように見えますが、中に果実があり、ハイビスカスティーとして使用されるのは、ガクの部分です。その為、下の部分を少し切り取り、実を押し出すような形でガクを取り除くと、いわゆるハイビスカスティーになる部分になります。ローゼルにはビタミンやミネラル、アントシアニンやクエン酸などが含まれている為、美容や疲れが溜まっているときにはとてもおすすめです。
楽しみかたとしては、そのままフレッシュで飲んでもいいですし、乾燥して使用すれば長い期間保管する事が可能です。
フレッシュローゼルティーの作り方
ローゼルのガクをとり、少し手で揉んでからポットに入れお湯を加えて、蓋をして3〜5分ほど経つと、果実感の強いフレッシュローゼルティーを楽しむ事ができます。フレッシュなローゼルは、乾燥したものより爽やかさが強いので、フルーツとの相性が抜群です。特にりんごや蜂蜜などを加えると、より爽やかなハーブティーを楽しむ事ができるので、もしフレッシュのローゼルを手に入れる事があったら是非試してみてください。
りんごジャムなども果実感の強いものがあればフレッシュローゼルとよくあうと思います。