免疫系に働きかけるハーブ『エキナセア』

免疫系に働きかけるハーブ『エキナセア』とは

ストレスが溜まって自律神経が乱れていると感じた時、風邪などをひきやすくなった経験はありませんか?自律神経の乱れから免疫力が低下すると、私たちは風邪やインフルエンザ、花粉症などになりやすくなってしまいます。綺麗な花を咲かせる『エキナセア』は私たちを免疫力の低下から守ってくれるんです。

エキナセア

エキナセアというハーブをご存知でしょうか。古くはアメリカの先住民の間で使われてきた植物で、傷の治療や喉の痛み、感染症など様々な分野でメディカルハーブとして使用されてきました。

ハーブによる治療に力を入れているドイツの『コミッションE』でも免疫力高めるハーブとして収載されています。特にウィルスや、細菌を倒してくれる免疫系の細胞を活性化してくれると言われています。

その花も力強い綺麗な花を咲かせるので、鑑賞様としても育てることができます。

エキナセアの使い方

エキナセアは、秋か春に根を掘り起こして収穫します。花は種採り用をのぞいて、秋のはじめに収穫してみてください。エキナセアはどの種もメディカルハーブとして使用することができます。ハーブティーや、チンキ、パウダー。湿布など様々な方法で使用することができますが、どの方法も有用です。

エキナセアのチンキ剤

エキナセアのチンキは、昔からサソリやへびなどに刺された時に外用として使われてきました。そんなチンキは数滴をお湯などに溶かして飲む事も可能です。もし、飲む場合は、ウオッカやホワイトリカーなどに浸けるようにしてください。外用のみの場合は、60%のアルコールを使用しても構いません。ドライハーブを使用する場合は、ハーブ50gに対して、アルコール(ウオッカ・ホワイトリカー)250mlを加え2〜4週間ほど漬け込んでください。

エキナセアのハーブティー

エキナセアのハーブティーは、素朴な味のするハーブです。特別飲みにくいと感じることは少ないかもしれませんが、飲みにくいと感じる時は、他のハーブとブレンドするのもおすすめです。より免疫力が落ちていると感じる時は、種子や根などを使うのもおすすめです。少しピリピリとした感触が舌に残るものほどいいとされています。

エルダーフラワーやアニスシードなど甘みのあるハーブとブレンドするのもおすすめですよ。

エキナセアが強い体を作ってくれますように

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