疲れた日に役立つスパイス

疲れた日に役立つスパイスとその役割

気温の変化が激しく体調を崩してしまう事ってありませんか?そんな日はスパイスの香りが良い香りに感じたり、スパイスの効いた食事を食べたくなる事があります。

スパイスとは

スパイスというと熱帯地方から陸路や海路を経てヨーロッパに持ち込まれた、あまり自家栽培をするのには向かない植物の根や茎、木の皮、種子、果実など、芳香性の匂いに富んだ乾燥したものを呼ぶ事が多いです。ヨーロッパから離れた地域で作られるものが多いので、スパイスは乾燥しているものが多く、ハーブと同様に料理や健康など私たちの生活に有益な効果をもたらします。ハーブのように色や綺麗なものを楽しむというよりは、もっと限定的な使い方をされてきました。また、暑い地域で使われているので、効果も暑さによる体調不良を防ぐのに大きな役割を担っています。

スパイスと健康

スパイスがふんだんに使われる地域は、寒暖差が激しかったり、気温や湿度が他の地域に比べ高いために、自律神経が乱れたり、胃腸の不調を示しやすい場所になっています。そのため、ターメリックや、カルダモン、クローブにシナモンなど、香りが豊かで、胃腸を健康に保つスパイスがふんだんに使われます。スパイスはその香りから、胃腸を刺激し、動きにくくなっている体を再び動かしてくれるとても大切な植物です。

最近では、日本でも気温が高くなり、寒暖差やストレスなどから胃腸を壊しやすい状態になる方が増えています、こんな時だからこそ、スパイスの魅力を再度見直し、食事やティータイムに取り入れることで体調を守ることができると思います。

暑い日のスパイスティー

スパイスを手に入れたからといって、なかなかそのスパイスを使って料理を作ることは難しいですよね。そんな時は、スパイスティーを使って美味しく健康な時間を作ってみてはいかがでしょうか。カルダモンやシナモンの香りは、胃腸を刺激して食欲を増してくれます。もし、スパイスだけでは飲みにくく感じる場合、スパイスを煮出したあと紅茶などの茶葉を加えチャイを作るのもおすすめです。きっとスパイシーな香りが、気持ちを上げて疲れた体を優しく癒してくれると思います。

スパイスが夏をうまく過ごす手助けをしてくれますように

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