ハーブティーを飲むとき、植物のどの部分だろう?と考えたことはありますか。ハーブティーは、その植物の一番いい部分を材料として使っています。葉、根、花、果実、種子など使う場所は様々です。そんな材料の中でもエネルギーを生み出す根は、とてもいいハーブが揃っています。
植物の生命線
根は植物に必要な栄養分や水を吸収して、全体に送る働きを持っています。種から一番最初に伸びるのは根ですよね。ここからも根が植物にとって大事なことがわかると思います。そんなエネルギーの源である根は、繊維質で厚みがあり、様々な有機化合物を含んでいるため、とてもいいハーブティーの材料になります。
エネルギーがいっぱい根のハーブ
根を使うハーブには様々なものがありますが、それぞれに有機体、栄養分を多く含んでいます。リコリスは甘みが特徴的なハーブですが、昔から風邪の時に使われてきました。ダンデリオン、アンジェリカなど苦味が特徴的なハーブたちもそれぞれ素晴らしい力を持っています。ゴボウもハーブではバードックとして知られ、ニキビや関節炎、血液の浄化などに使われた歴史があります。根を材料とするものは他のハーブとブレンドすると飲みやすくなるものが多いです。
ぜひ一度、根のエネルギーを感じてみてください。味も独特なものが多く、いつもと違うハーブティーを楽しめると思いますよ。
根のハーブの力が健康な体を守ってくれますように