心を今ここに留めることで不安から解放される方法
気がつくと、過去の出来事や未来への不安に囚われて苦しんではいませんか?”あの時別の選択をしていたら…”や”こんな不安な未来がきたらどうしよう”といった不安は考え始めると、きっとずっと頭の中を占領して、いまそこに存在する自分を忘れてしまいます。すぐに頭をきりかえられればいいですが、ずっとそんな感情に頭を支配されてしまうと、体が耐えられず心が壊れてしまいます。では、そんな状況にあるときはどんなことをするといいのでしょうか?
いまに集中することの大切さ
不安やストレスは多くの場合、未来の心配や過去の後悔から生まれることが多いです。あの日この選択をしなかったら今自分はもっと良い状態にある、未来にこんなことが起こってしまったらどうしようなど、一度考え始めると不安は底尽きることなく、頭の中をめぐっていきます。特に未来への不安は起こるはずのない最悪の結末を予想し、その不安に耐えきれなくなってしまいます。では、どうして起こるはずのない不安を生み出してしまうかというと、不安を持つことで、それを避ける方法を見出し自分を守るために不安を抱えるようになっています。
しかし、現代ではこの不安予測機能が過剰に働き、長期的に不安が続くことで体が心を壊してしまいます。そんな時に有効なのがいま自分がここにいるということを認識することです。今に集中することで不安から逃れ、心を安定させることができます。しかし言葉では簡単でも、意外と難しいのがこの方法です。ではどうやっていまここにいるを認識すればいいのでしょうか。
いまここにいる事を認識する方法
まずは、自分がそこにいることを感じるために手のひらを見てください。そしてその手に集中することで、今そこに自分がいる事を認識してみてください。それだけで少し不安が和らぐきがしませんか。そして、それができたら、じ自分の呼吸、外の風、音を感じてみてください。そうする事で少しストレスが和らぐはずです。
もしそれが難しいほど不安に囚われていたら、無理やり今に集中させる必要があります。そんな時は、何も考えられないほど無心で集中できる場所に自分をおいてみてください。心が辛い時ほど時間をとってしまいがちですが、時間ができればできるほど考える時間ができて、不安を感じてしまいます。何も考えられないようにすることで、心が安定することがあります。
今ここにあるを体感するティータイム
ハーブティーを入れる時間は、少し面倒だなと思っても、今そこにいる自分を体感するにはとても良い時間です。例えば、お湯をポットに入れる時間や、自分のハーブを選ぶ時間は、一つ一つをとってもとても自分を感じることができます。今という大切な時間を感じる時間を実践してみてはいかがでしょう。