若返りのハーブ,ローズマリーの効果とハーブティーの楽しみ方
「若返りのハーブ」ローズマリー、その花はヨーロッパでは神秘的な力を持つと言われているそうです。そんなローズマリーは語源の由来とも言われるように海の雫に似たとても可愛らしい青い花を咲かせます。では、そんなローズマリーとはどのような植物なのでしょうか。
ローズマリーとは
ローズマリーは、地中海沿岸地方が原産のシソ科の低木で葉を香辛料やハーブティーとして使用します。和名をマンネンロウともいい、その香りがいつまでも続く様子から「永遠の少年」が由来になっているとも伝えられています。
ヨーロッパでは古くから「若さを取り戻すハーブ」や「記憶力を上げるハーブ」として使用されてきました。ハーブとしても育てやすく、香りも高いのでとても魅力的なハーブの一つです。ローズマリーは甘い蜜を持つ花を咲かせるので、地中海地方ではハーブティーのような香りの蜂蜜がローズマリーから作られるそうです。
ローズマリーの効果
ローズマリーには、ロスマリン酸やフラボノイドなどの強力な抗酸化作用成分を含んでいる為に、老化防止などに良いとされる事が多いですが、血液循環を促進することにも優れています。
昔から、ヨーロッパでは食欲不振や消化不良、リウマチや神経性の頭痛にも良いとされ重宝されてきました。現在では、シャンプーなど様々な剤形で使われています。
ローズマリーのハーブティー
ローズマリーのハーブティーは、味、香り共に豊かで、シングルハーブとしてもとても人気です。スパイシーな香りの後に甘みと旨みが広がるので、他のハーブとブレンドしてもベースの味を保ってくれる、とてもオススメのハーブです。ネトルやルイボス、ローズなどとブレンドしても美味しく飲んでいただけると思いますよ。
ローズマリーは長めに抽出することで、香りと味が強くなるので、5分ほど抽出して楽しんでいただくと、爽やかさとほんのりとした刺激がクセになると思います。