秋に加えたいスパイスとハーブティー
少しずつ寒さが増して、秋も深まってくると体に不調が現れる事ってありませんか?実はそんなとき、スパイスやハーブが体調を整える手助けをしてくれるかもしれません。
秋に現れる不調
秋になると、寒暖差や気候の変動によって体に負担がかかる事があります。この季節を東洋医学の観点からみると「燥」の季節と呼ぶ事があります。この季節は燥邪とよばれる不調が現れやすく、乾燥による障害が現れやすくなると言われています。そのため、鼻や喉、口、皮膚の乾燥などが起こりやすく、潤いを消失させてしまいます。咳や喘息がひどくなりやすいのはこの燥の季節によるものであると、昔から言われてきました。
秋の不調とその対処
秋は、体液を消失させ自律神経も乱れやすい季節となります。そのため、体にも不調が現れやすくなりますが、このときに大切なのは、この変化をうまく受け入れることです。うまく受け入れられないと、体に負担を感じやすく、自律神経の乱れは強く現れてしまいます。このような季節の変わり目は、前の季節に合わせるのではなく、これから来る季節にうまく適応していく必要があります。寒くなる季節には、体液のバランスを整え、体の芯が冷えないよう心がけるといいですよ。
秋に加えたいスパイスとハーブティー
喉が乾燥して、調子が悪くなる燥の季節には、麦門冬湯などの漢方を用いる事がありますが、ハーブやスパイスもこのような季節を乗り切るときに有効です。特に、カルダモンやジンジャー、サフラワーにリコリスなどとと言ったスパイスやハーブはこの季節にむいています。普段の飲み物に少し足してみるのもおすすめですし、この季節に合わせたブレンドを作ってもいいと思います。
ジンジャーやカルダモン、スターアニスにペパーミントを加えたブレンドに少し甘さを足すとスパイス香る秋のドンクを楽しむ事ができますよ。
スパイスとハーブが素敵な時間を運びますように