桜が舞う季節になると春の香りを感じるという方はいませんか?香りは、記憶と密接に関わっているので、この季節の景色を見ただけで、昔嗅いだことのある春の香りを感じる方も多いのではないかと思います。
桜の香り
なぜか私たちは桜の香りというと思い出す香りがあります。実はソメイヨシノなどは、香りが弱く花を近づけて、やっと感じる程度なので、桜の花の強い香りがすると思い鼻を近づけるとあまり桜の香りがしないなと思う事があります。それでは、どうして、私たちは桜の香りを強く脳裏に焼き付けているのでしょう。それは、昔嗅いだ桜の香りが強かったかもしれませんし、桜の香りづけをしてある食べ物が原因かもしれません。
桜の花には、ベンズアルデヒドやクマリンといった芳香性の成分が含まれています。どれもフルーティーで甘い香りなので、これらの成分を多く含むものを桜の香りと認識することがあります。特にクマリンは桜餅などの葉から香る事が多いので、桜の香りとして認識しやすいかもしれません。
桜香るハーブ
桜のような香りを楽しみたい時、その甘さと華やかさを表現する必要があります。そんな時、アニスシードやスイートクローバーのようなクマリンを含むハーブに、ハニーブッシュ、さらにメドウスイートを加えると桜のような甘い香りのハーブティーを楽しむ事ができます。ハーブは、ブレンドによって香りを変えたり、色をかえたりと様々な変化を楽しむ事ができるのでぜひハーブでオリジナルのブレンドを作ってみてはいかがでしょう。
春のハーブティー
桜の舞う季節は、そんな桜を見ながらハーブティーを飲む事で、リラックス効果を得る事ができます。おすすめは、アニスシードに、メドウスイート 、ローズペタルにハニーブッシュを加えた香りの良いハーブティーです。