胃の痛みとハーブティー

胃の痛みとハーブティー

多くの人が、胃が痛くて不安になったという経験があるのではないでしょうか?ただ、ほとんどの場合、その痛みは一過性のもので、時間を置いたり、薬を飲むと良くなります。

しかし、胃が痛いと思っていても、本当は違う場所に異常があったり、時間を置いただけでは解決しない事もあるので、お腹の痛みについて知っておくことは重要です。また、そんな胃の痛みが激しい時ハーブの力が役に立つ事があります。

胃の痛みとは

急な腹痛に襲われるとすごく不安になってしまいますよね。

そんな腹痛の主な原因は胃の痛みです。胃の痛みにも種類があり、胃酸が影響するもの、胃の筋肉が痙攣するもの、胃の機能低下が原因のものに分けられます。

まず胃酸が影響するものは空腹のときお腹がシクシク、キリキリと痛む事が多く、胃炎や胃潰瘍が起こっている可能性があります。胃酸が影響するものは、胃酸を抑えるH2ブロッカーやプロトンポンプインヒビター、制酸剤などの薬が反応を示す事が多いです。

二つ目は、胃が痙攣することによって起こるもので、神経が刺激されることによって起こる為、キューッと差し込む痛みに我慢できなくなったり吐き気を伴います。この痙攣を抑えるためには鎮痛鎮痙薬が使われる事が多いです。

最後は、胃の機能が低下する機能性の胃腸障害です。この胃腸障害はストレスが原因になることが多く原因が見つからない時に診断されます。この場合は、消化管の機能を改善するようにしたり、不安やストレスを除くこのが重要です。

このように、胃の痛みにも種類があり、原因も食事やストレス、菌やウィルスなど様々です。胃が痛む時は、そんな自分の痛みの種類を知っておくと対処がしやすくなりますよ。

お腹が痛くなる原因

お腹の痛みは『胃が痛む』と自分で表現する事が多く、お腹が痛い時は胃が原因だと思い込む事が多々あります。しかし、実はお腹が痛む原因は胃の痛みだけでなく、心臓や、肝臓、膵臓に腸などの臓器の異常や、時に虫垂炎、妊娠、帯状疱疹、便秘に筋肉痛など様々な原因が考えられます。

そんなたくさんある原因から自分の状態を知るのは至難の技です。もし、胃の痛みが長く続いたり、薬を飲んでも治らない場合は、病院を受診して原因を知る事が大切です。

胃の痛みとハーブティー

消化が悪くムカムカしているときは、消化を助けるレモングラスやペパーミント、カモミールをブレンドしたハーブティーを飲むのもおすすめです。また、キリキリして痛いときは、フェンネルやジンジャーを飲んでみてはいかがでしょう。ストレスが原因の時は、カモミールにパッションフラワー、ルイボスを加えた甘い香りのハーブティーを一緒に飲んでみるのもいいかもしれませんよ。

安心できる毎日が続きますように

ハーブティーのある暮らしが安心を運んでくれる事を願っています。

薬剤師が作るハーブティー専門店 Jasper Green