ハンガリーウォーターの作り方とハーブでつくる素敵な時間
ハンガリーウォーター(hungary water)という言葉を聞いた事がありますか?ハンガリーウォーターは、ローズマリーやその他のハーブをアルコールで抽出して作るチンキです。現在は化粧水として使われる事が多いですが、当初作られた頃は、ローズマリーをアルコールと共に蒸留して作られた蒸留酒であったようです。
ハンガリーウォーター
若さの象徴とも言えるローズマリーをもとに作られるハンガリーウォーターは、肌の為だけなくその香りも素敵で、中世では香りを楽しむ時にも使われていたと言われています。香り豊かなハンガリーウォーターは、気持ちを落ちつけたい時にもおすすめです。
またハーブをアルコールに漬け込んで作るので、お湯だけでは抽出されない成分も得ることができます。
素敵に作るハンガリーウォーター
現在のハンガリーウォーターは、従来のものよりたくさんのハーブを使用するので、その見た目もとても可愛く作る事ができます。ヒースやローズぺタル、オレンジフラワーを使うと、とても可愛らしいハンガリーウォーターを作る事ができますよ。そんな色を見ているだけで、気持ちが高まりなんだか楽しくなってくると思います。
ハンガリーウォーターの作り方
<材料>
・ローズマリー
・ペパーミント
・ローズペタル
・ヒース
・オレンジピール(オレンジフラワー)
などのドライハーブ。
・精製水:無水エタノール 2:1の溶液
(ウォッカやホワイトリカーでも代用可能)
・殺菌済みの瓶
<作り方>
瓶にハーブを入れ、そのハーブが浸かるより少し多めのアルコールでハーブを浸し約1ヶ月保存する。出来上がったら、精製水で15〜20倍に薄める。ここにグリセリンを加えても使いやすくなります。
<使い方>
使い方は様々ですが、化粧水のようにも使えますし、作るときに精製水とエタノールの代わりにウォッカやホワイトリカーを使えば飲むこともできます。アルコールを使用しているので、お酒が飲めない方は注意してください。肌に使用する際にもパッチテストで試してから使っていただくと安心です。
ピンクのバラやグリーンのローズマリー、イエローのオレンジフラワーを積み重ねて置いておくだけでも、素敵な空間を演出できるので、ぜひかわいいハーブでハンガリーウォーターを作ってみてください。