秋も終わりに近ずいてくると、柚子の果実も黄色く色づいて、なんだかいい香りがしてきます。甘みと一緒に爽やかさが広がる柚子の香りは、寒い時期に幸せを運んでくれます。
体暖まる柚子
柚子はカボスやスダチの仲間で柑橘系の植物です。柚子には旬が2回あり、9月ごろの柚子を青柚子、11月ごろからは黄柚子の季節になります。どちらも美味しい日本の代表的な果実ですが、黄柚子は香りに甘みが増すので、活用方法の幅も広がります。特に、寒くなる季節、柚子は私たちの体を暖かく包んでくれますよ。
柚子の皮の表面には油脂があり、それが爽やかな香りの元になります。ビタミンCなどのビタミン類、フラボノイドや精油成分が豊富で、体が冷えている人にはぴったりです。香りを嗅ぐだけでもリラックスできるので、入浴剤にしても素晴らしい時間を過ごせます。
柚子をジャムにして、柚子ティーにするのもオススメですよ。
ハーブにもオススメの柚子
柚子はどんな料理に使っても、その料理を引き立ててくれますが、ハーブとしても他のハーブに贅沢な香りをプラスしてくれます。いつも飲んでいるハーブに柚子の皮や果実を加えると、素敵なハーブの時間を演出できますよ。黄色い色のカレンデュラも柚子を加えるのがオススメです。この時期の柚子は、冷えた体を暖かくしてくれます。
柚子が寒い季節に幸せを運んでくれますように